第4回 竹の子塾 かぐやひめの会 @竹山

日 時:2014.09.15(月曜日)

    10:30〜13:30

場 所:竹山(大分市)・うーたの里

テーマ:持続可能な社会の構築〜地球環境について〜 



1.始まり

玄関には、いつも「はっ!」とさせられるような格言が掲げてあります。

 

「二つの目」

二つの目で  しっかりと観ることだ

尊いもの  美しいもの  そして不思議なものが  この世にはいっぱいある

その尊く美しく そして 不思議なものにふれたとき

人は深い感動につつまれて  思わず涙を流す

そしてその偉大さに 頭をさげ手を合わす

自然と頭の下がるような詩や歌や画は

自然と頭を下げた心から生まれる

そんな心を養ってゆこう

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お部屋の電気がおとされ、内田さんがマッチでロウソクに火を灯してくださいました。「かぐや姫の会」始まりの合図です。

「ロウソクに火を灯す。そして自分の心に火を灯す」というような言葉と共に静かに始まりました。

 


2.詩の朗読〜初めの日に〜

何も知らなかった日の  あの素直さにかえりたい

一ぱいのお茶にも  手を合わせていただいた日の

あの初めの日にかえりたい


慣れることは恐ろしいことだ

ああ  この禅寺の

一木一草に こころときめいた日の

あの初めの日にかえりたい         坂村真民全詩集より


3.うーたの里

内田さんのお宅から車で5分くらいのところにある「うーたの里」。


数年前まで木や雑草が生い茂っていただけの森を再生すべく、神宮司会長を筆頭に構成されたプロジェクトで、地域の方々の為に、子供達の為に皆様でこの森を守っていらっしゃるということを以前から内田さんに伺っていました。


*「うーたの里」とは(HP抜粋)→

「大分市横尾で活動する「うーた(大田)の会」です。この地も近年、離農→休耕田→住宅地に変化してきており、失われつつある里山を再生するべく、現在「うーた」里山再生プロジェクト活動を推進しております。竹林整備、平地の草刈り、ビオトープづくり、子どもフクロウワールドづくり、アサギマダラを誘致するなど,多様な活動を展開しています。」とのことです。

(詳細はHPへ→

      http://genki365.net/gnko06/mypage/index.php?gid=G0000205)

うーたの会の神宮司会長にご案内いただき、うーたの里の自然を、一つ一つ知識と共に紹介していただきました。

見えますか?子供達が作ったたくさんの陶器のフクロウが、木の上からたくさんの幸せをもたらすべく見守ってくれています。

写真(右)真ん中が神宮司会長です。

四季折々の自然の話、1年に4日くらいしか滞在しない「アサギマダラ」の話。心から自然を愛し、大切に思っていらっしゃる神宮司さんのお人柄に、しばし都会の喧噪を一休みできる時間でした。


4.おもてなし

一人一セットずつ、お抹茶をいただきました。

写真のように、各自が自分でお茶を点てていただくようになっています。

「点てたものを出されるのもいいけど、こうやって少しでも自分で体験できると楽しいでしょ!」と、智代さん。 その言葉通り、私を含め参加者の皆さん、「わぁ^^」と笑みがこぼれていました♪

 

真ん中は「花オクラ」という、そう、これは「オクラ」なんです!生まれて初めて見ました!食べました!

花びらを千切りにしてポン酢(多分そうでした!)でいただくのですが、花びらはふっわふわで、でも、噛むとオクラのねばねば感があり、すっごく不思議な食感で、でもと〜っても美味しかったです!

 

そして、今日のおにぎりランチです。

炊き込みご飯おにぎり・花オクラ・お漬け物・栗・コーヒーゼリー・イチジク

が、本日のメニューでした。

 

いつもながら全て手作りの竹山流おもてなしランチに、心温まるひとときでした。


5.おまけ

13:30。竹の子塾 かぐや姫の会終了。

 

なんですが、さ、今日の二つ目の目的「お着物が欲しい!」を内田さんにご相談。色、生地、素人の私にはどうやって選べばいいのか分からないので、もちろん内田さんにご相談。

 

着せていただいているのは、今回一緒に参加された和田 美知子さん。

ずっといきつけの、信頼できる呉服屋さんを探していたところ、今回内田さんとの出会いがあり、すっかり信頼され、お願いするに至りました。

 

生地を内田さん(店主)が見立てて下さり、着付け、帯を奥様の智代さんがお見立て。ここで完成写真を掲載すると、最後のお楽しみがなくなるので、今日はここまで^^

かくいう私も・・・。素敵な紬をお願いしました!


6.最後に

内田さんが帰りに車で大分駅まで送って下さいました。

その時、

「私は最高に幸せな仕事をしているよ。毎日こんな綺麗なものを見ることができるんだから。」と。


私がもし呉服屋さんだったら、内田さんのように「初めの日」の様な気持ちで、着物の綺麗さを愛でるような言葉が言えるだろうかと思いました。何十年時間が経っても・・・。

 

確かに綺麗です。でも、その綺麗な着物を数十年もの間「仕事」として扱っていらっしゃるということは、綺麗だけでは乗り越えることが困難な様々な壁が現実としてあったかと思います。

ですが、そのような多くの現実を経験されても尚、ご自分の仕事に対し「初めの日」の思いを感じることができていらっしゃるのは、きっと「二つの目」で自然と頭を下げる心を、そんな心を日々養っていらっしゃる証拠だと心から思いました。

 

竹山さんに伺うと、いつも初心を振り返りたくなるような思いにさせられます。

仕事に対しても、人に対しても、「この気持ちはずっと忘れない。絶対忘れない。」と心に誓っていた思いが薄れていることに気づかされる出来事が最近私には多くありました。


それはきっと「忘れてはいけない!」だったからかもしれません。

「自然と頭の下がるような詩や歌や画は、自然と頭を下げた心から生まれる」

 

人には誰にでも「自然と頭の下がるような」素晴らしい部分があるのだと思います。他人のそんな部分に触れたとき、そこに自然と頭が下がる自分でいたいし、そしてその素直さにいつでもかえれる自分でいたいと心の底から思いました。

その繰り返しが「慣れることの恐ろしさ」に染まらずにいられる方法なのかもしれません。

 

善悪でもなく、論理でもなく、見たものや触れたものに素直に感動できる心から生まれる世界は、きっと着物と同じくらい綺麗な世界なのかもしれません。


内田さん、智代さん、たくさんのことを教えていただいた参加者の皆様、素晴らしい平「和」の時間を本当に有り難うございました。

 

入江ちほみ

 

 

 

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