日 時:2013.12.21
13時〜16時
場 所:はぁとinternational
参加者:8名
内 容:交流会+お悩み相談
今日の生け花コーナーは「水仙」。
これも心花〜このは〜さんからの提供です。
いつも、いつも、いつもこのお部屋の大切な片隅に和を、癒しを、そして空気を引き締めてくれます。
ほえみさん、いつも本当に有り難うございます!
今日は、現在養成講座に通ってらっしゃる中原さん、久冨さん、長谷井さん、平尾さん。
そして、ずっとボランティア教室を守っていただいている大木さん。
数年間日本語学校でお勤めされている世戸口さん。
そして、熊本からわざわざお越しいただいた木村さん。以前はぁとのつまみ細工イベントでも講師としてお世話になった方です。
毎回思うのですが、養成講座に通っていらっしゃる方は本当にモチベーションが高い!
きっと教える現場がまだ半分くらいは想像の世界の中にあるのかもしれませんが、好奇心旺盛で、質問もどんどん投げかけてくれます。
Q:履歴書に自己アピールを書くのはどのようにすればいいですか?あまりアピールをすること
に慣れてなくって・・・。
こんな質問もあるんだ!と、びっくり&楽しい質問でした。
A:「他の人に自分のことを聞いてみたらどうでしょう?」「ネットにたくさん出てますよ」
などのお答え。
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Q:「忘れました」と「忘れていました」の違いって?
これは私の質問。以前スタッフと一緒に考えていたのですが答えが出ず、ここで相談して
みました。
A:「想起」つまり「思い出す」がキーワードじゃないでしょうか、との答え。覚えていたこと
を忘れて、そして思い出した、というのが「忘れていました」になる。なので、外出して
電気を消すのを忘れた場合、「あ!忘れた!」であり、友だちに何か持って行ってあげる
約束をして、覚えてなきゃいけなかったのに忘れてしまって思い出したときは、「わ!忘
れていた!」になるとのこと。
確かに!!!しっかり私の方が助けてもらいました!有り難うございます♪
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Q:ほぼ0初級の学習者に、「Nです→Nじゃありません→Nですか」を教えようとしたけど、
どうしてもうまくはいらなかった。直説法では無理なのか?!
A:はい、とても難しいですね!でも、「この文型を教えよう!」ということに必死になり、
実際の場面とかなりかけはなれてしまっている導入になっていたことを指摘し、例えば
名前で導入するのではなく、国籍で導入してはどうかとの答え。
実際の場面で「佐藤さんですか?いえ、佐藤さんじゃありません」というやりとりはあまり
ないはず。日本でアジア系の外国人の方を見たとき、「韓国人ですか?中国人ですか?」
というやりとりはよく聞きます。できるだけ実際にある場面を想定して入れてあげると、
直説法でもかなり理解度が増すのではないだろうか、との答えにいきつきました。
新米日本語教師さん、頑張れ!!
これは今回の質問のほんの一部ですが、横で聞いて下さってた木村さんも「へえ〜」と、感心しきりでした^^
言葉の分析って、難しいけど、本当に面白いです!
今回もあっという間の3時間でした。
どしゃぶりの雨の中、遠い中、皆さんご参加、本当に有り難うございました!
次回は新年特別企画3連続の「日本語教師のための心理学」ワークショップです。
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限定10名の企画です。
お申し込みはお早めに♪
ちなみに日にちは2014年1月18日です。
では、詳細をご確認いただき、またお申し込みお待ちしております!
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