異文化コミュニケーション


「異文化コミュニケーション」とは。今の時代に最も求められていることかも知れません。

「異文化コミュニケーション」とは


異文化コミュニケーション(英語: Cross-cultural Communication)とは、「文化的背景を異にする存在同士のコミュニケーション」のことであり、異文化コミュニケーションは、自分探しの旅である。

 

自分と異なる人や文化と交わることによって自分が何者なのかに気付かされ、アイデンティティ、そして自己が見えてくるものである。

 

*以下引用サイト:https://ja.wikipedia.org/wiki/異文化コミュニケーション

 

「概説」


同じ日本人同士であっても、性別、年齢、職業、社会的立場、出身地の違い、など数多くの異文化が存在し、それぞれの違いを乗り越えてコミュニケーションすることすべてが異文化コミュニケーションである。

「異文化を知る意義」


日本で当たり前のことは、外国に行ったら当たり前ではない。それを改めて認識することが、異文化を知るということであり、異文化を知る意義もそこにあると思う。

 

考え方や慣習の違いが対立と誤解の原因になる。そういう時はその更に奥にある歴史的、文化的背景を知っているか否かが重要になる。

 

「実践」


コミュニケーションを円滑に行うためには、相手に対する敬意を忘れないことや、相手の考え方や立場からものをみるといった能力などが必要である。

 

異文化コミュニケーションを実践する中で、まったく自分と違う価値観、常識を持つ人と付き合い、観察し、真似をする(どうして、そういうふうにそのことをするのか、などを具体的に理解していく)ほど、自分の常識、価値観、文化が広くなっていく。

 

日本はその地理的条件から、かなり意識して異文化と触れ合わないと、いつまでも「自文化中心的段階」から抜け出せない。異文化を学ぶ手段はさまざまあり得るが、「旅」は最も強力な手段である。表現力や他者とのコミュニケーション能力は、日本人が苦手とすることの一つだが、「伝える」のではなく「伝え合う」という視点が大切である。

 

「コミュニケーション能力の重要性」


世界中の企業が、従業員に求めるものの第一はコミュニケーション能力(Effective Communication〔話し言葉や書き言葉による思考の表現と伝達〕:効率よく自分の考えを伝え、よい効果を生み出す能力)だという。

 

コミュニケーションの原義は「共有する」こと。

「異文化から得られるもの」


異文化体験を経て帰国して、日本で暮らす外国人と出会ううちに、日本文化のもつすばらしさも改めて見えてくる。「日本人のまじめな国民性」「気遣いのある言動」「チームプレイの得意さ」「おもてなしの心」、それらは外国人の目にとてもすばらしいものに映るようである。

 

ここ数年、日本食のみならず、茶道や生け花、陶芸をはじめとした日本文化への関心や敬意が世界中で高まっている。

外国の人たちは日本のことを知りたがっているが、そのことに最も気付いていないのは日本の中にいる多くの日本人である。外国に出ている人がみな口を揃えて言うのは、外国に住んでみて初めて日本の歴史や文化を如何に知らないか、外国ではどれだけ日本の文化が注目されているかを痛感する。

 

私たちの常識が相手の常識でない。

 

「異文化で予想される体験」


日常的な文化の違いはどんなに小さくても、それが蓄積すると大きなストレスになり、私たちの精神状態に影響を与える。

 

初めての異文化体験はトラブル続きとなりがち。

 

時差ぼけでしかも新しい環境に慣れていない、はじめの数日は混沌とした中でストレスがどんどん高まるような問題が生じる。

 

「非言語コミュニケーション」


コミュニケーション全体を100とすると、言語を使って伝えられるメッセージは全体の約35、非言語によるコミュニケーションは65(70-80)を占めるといわれている。

 

非言語コミュニケーションは、言葉だけでは伝えきれないメッセージを補うのに大きな役割を果たしている。

多くの人は、言葉よりもそれ以外の表現の方をより強く真実であると感じる傾向がある。文化圏によって一つのジェスチャーや間の取り方がまったく異なる意味に受け止められがちで、言語と違い、非言語の方がより無意識のうちに使われているだけに、誤解を招き易い。

 

「カルチャーショック」


「必要以上に手を洗う」、「うつろな視線」、「無力、見捨てられたと感じる」、「騙されているのではないか、略奪されるのではないか、傷つけられるのではないかと怯える」、「強く自国・旧友を懐かしがる」、「頭痛や胃痛、吐き気」、「抑鬱、離人感、不眠」、「慢性的不安、欲求不満、パラノイア状態」、「どうしたらいいのか方向性を見失う」、「過度な自己防衛的態度」など。

 

それぞれの文化によって異なった考え方、異なった行為が行われるということをまず理解する必要がある。

 

異文化に遭遇した場合、それをいきなり評価するのではなく、如何に自文化と異なるのかを正確に把握し、なぜそのような違いが起こりうるのかを理解する。そして、そこで知りえた知識をもとに、即断即決を出来るだけ避ける心構えが必要である。

 

最近では、カルチャー・ショックは避けるものではなくむしろ克服し、自己を大きく成長させるものとして捉えられている。

 

新しい国に行くと買い物ひとつするにも、どこにいってよいか分からなかったり、買い物するのに何時間もかかったり、挙句の果て欲しいものが買えなかったりして無力さを感じることが多い。自己効力感(Self efficacy:ある文化の中で、場面に応じた適切な行動が取れる自信)を強めるのに一番効果的なのは、なるべく早く新しい環境について学び、慣れることである。

 

「文化融合」


日本人は、異文化を取り入れ、日本文化と融合させ、独自の新しいものを作り出すことが得意である。

 

そもそも、日本文化そのものがさまざまな文化の混ざり合った混成文化である。つまり、文化融合は日本人のとても得意とするところである。日本語という言語にしても、多くの外来語を受け入れ、独自に変形させ、自在に使い分けている。

 

食文化にしても、明太子パスタをはじめ、数多くの料理を「和風」に作り変えている。このような文化の過程を日本化、「ジャパニゼーション(Japanization)」と呼ぶこともある。